滋賀県議会議員 高木 健三
八月十五日の終戦記念日を前に、八月三日に第四回平和祈念式が近江八幡市主催で行われました。私の父も、比島で戦死を致し、わたくしは戦争遺児でございます。戦後六十八年が経過し、遺族会も高齢化して参り、戦争を知らない戦後生まれの人口が、約7割を超える時代となり、私達の意識から、戦争の悲惨さや、平和の尊さが、次第に薄れて行く傾向にある中で、私は、次世代にしっかりと引き継ぐことが大切であり、二度と悲劇を繰り返さない事を願い、平和とは何か?幸せとは何か?を市民一人ひとりが考える機会として実施されました式典は、大変有意義なことと思っております。当日は、小中学校の児童・生徒の皆様が、平和の思いを込めて千羽鶴を折って頂き、次世代への伝えは理解できますが、もう少し、式典への参加を頂ける事を希望しております。その意味では、昨年三月に東近江市に開館しました、滋賀県平和祈念館は、戦争の悲惨さや、平和の素晴らしさを考えさせてくれる施設であり、次世代に対して大きな意義があると思っております。今や、近江八幡市は先人の復興への普段のご努力によって、我国の中核都市として着実な発展を遂げてまいりました。このことは、戦争の為に亡くなられた皆様の尊い存在が礎となっていることを忘れてはなりません。過去の大東亜戦争で、海外で散華された約二百四十万人の御英霊に対して、日本として申し訳ないのではないかと思っております。
今、尚、我が国においても、沖縄の米軍基地の問題、尖閣諸島の問題など、国内外を取り巻く情勢は予断を許さないものがあり、一日も早い解決を願っているところでございます。
県議会としても、唯一遺児議員として、今後県主催の平和祈念式が実施されます様、努力して参りたいと思っているところでございます。






