竜王町長 竹山 秀雄
8月8日から3日間、福島県新地町の小学生12名と引率者3名合計15名の一行を迎え、本町の小学生19名及び関係者数名と交流の機会を持ちました。
新地町の小学生が本町に到着した頃は、県下では猛暑日が続いており、役場に到着した子どもたちは開口一番“暑い”を連発していました。東北地方は梅雨明けが遅く24~25℃の気温のところから、いきなり35℃の本町に来きたのですから無理もなかったことだと思います。
2日間は本町にあります雪野山史跡広場(妹背の里)のバンガローに宿泊してもらうことにいたしました。
新地町の女子児童から“町長さん、ここは本当に滋賀県ですか?”と質問を受け“間違いなく滋賀県の竜王町ですよ”と答えました。新地町はどこからでも太平洋が見える町であり、「滋賀県は日本一大きな琵琶湖があるところ」との知識から本町に来る道のりで琵琶湖が見えなかったことが、子どもたちの素朴な疑問になったのでしょう。
わずかな滞在期間ではありましたが、子たちが打ち解けあうのに時間はそれほども必要はありませんでした。バンガローの生活では、それぞれ役割がきめられており、新地町と竜王町の子どもたちが協力し合う姿がとても印象的で、生活体験を通じて、こころも通い合ったものと思えました。
楽しい時はあっという間に過ぎ、お別れ会で新地町の小学生が“竜王町のことは一生忘れません”“これからも竜王町の友だちと交流を続けます”など思い思いの言葉で気持ちを伝えてくれましたが、中でも“一番楽しかったことは、みんなと琵琶湖で泳いだことです。新地町の海が元のように泳げるようになったら必ず来てください、一緒に泳げたいです”との発言から、震災以降、子どもたちが想像も及ばないほどの体験をしてきていることがうかがい知れ、胸がつまる思いになりました。今回の交流は、両町において実り多きものであり、将来にわたり交流を続けていきたいと誓ったところでございます。






