滋賀県議会議員 木沢 成人
先頃、「平成25年度全国学力・学習調査」の結果が公表されました。その中で、都道府県順位として、小学生の国語A・Bについて、全国で3番目に正答率が低いことを受け、嘉田由紀子知事は、「県教委や市町教委、市町長らと連携して学力向上のための特別な対策を検討する」考えを示したとの新聞報道がなされたところであります。また、越直美大津市長は「県全体の結果だけが公表され、市民は『大津市も悪かった』と心配している。中途半端な公表が起こした“風評被害”だ」と述べ、「学校ごとの結果を公表して市民に選択する権利を与えるべきだ」との見解を示したとも報道されました。
このように、県と県都のトップも大きな関心を示した調査結果の公表でありますが、単に結果に一喜一憂する事なく、しっかりと結果を分析したうえで、コツコツと地道な対応を重ねていきたいものです。
私は現在、東近江市の学校支援ボランティアの一員として、母校の小学校に月2回、朝の「絵本読み聞かせ」にお邪魔させて頂いております。情報通信技術の進展と共に、子どもだけでなく、大人の「活字離れ」も叫ばれる中、まずは「本」や「文章」に触れる機会を増やし、母国語である「日本語」を使う(日本語を聞き、日本語で考え、話し、書く)という「時間」の「絶対量」を増やす事が、「国語力」の向上には不可欠であると私は考えております。
担任の先生では無い外部の人間が、教室の前に立って絵本を読み聞かせる、実に単純でシンプルな作業ではありますが、こちらを見つめる集中した眼、物語の内容に、声を出して反応する姿を見ていると、「学問に王道なし」との言葉を思い起こさずにはいられません。私を含め、多くのボランティアの皆様の地道な努力が、いつか実を結び、ふるさとの子ども達の学力向上として現れる事を願うものです。
市民の皆様も、ぜひ、この輪に入って頂ければ幸いです。






