蛇砂川は大雨に耐えられず 各所で道路・田畑・家が冠水
◇東近江
台風18号接近に伴い十五日夜から雨と風がひどくなり、十六日午前五時五分、気象庁は滋賀県、京都府、福井県に先月の運用開始以降全国ではじめてとなる「大雨特別警報」を発令した。県内各地で洪水や土砂崩れなどの被害が相次いだ。
東近江市内でも蛇砂川が至る所で氾濫して、住宅や田畑・道路に水が押し寄せるなど、他の河川や用水路なども氾濫して各地で被害が出た。五個荘地区では旧中山道が冠水するなど、冠水による道路の通行止め、土砂崩れによる国道421号の通行止めが相次いだ。
午前五時には永源寺地区の奥永源寺集落に、同二十分には能登川地区のドリームハイツ自治会に避難勧告が発令されほか、午前六時五分には市内全域に土砂災害に備えた避難準備情報が出された。市が小椋正清市長を本部長とする災害対策本部が設置されたのは午前七時。
住宅に被害が出たのは、五個荘川並町など五個荘地区の六町十二戸、能登川地区では種町のドリームハイツ自治会と能登川町の安楽寺自治会で十九戸、八日市地区では今堀町の未来ケ丘自治会と上羽田町の十九戸と、上大森町の工場二社。いずれも床下浸水がほとんどだったが、ドリームハイツでは床上浸水が九戸あった。
午前八時には市内十六か所に避難所が開設され、四か所に百七十七人が避難した。午後四時半に避難勧告が解除され、災害対策本部も同時に解除された。同時点以降も、四世帯、十人が避難を続けた。
滋賀県の「特別警報」は午前十一時三十分に解除された。








