日野町長 藤澤 直広
台風18号は大きな被害を残しました。日野町も道路や河川など被害箇所は300を越えます。この台風では9月16日午前5時5分「大雨特別警報」が発表されました。この特別警報の住民周知を日野町がしなかったことは、不覚であり痛恨の極みと猛省しています。
当日は、15日夜から水防本部に詰めていた職員から特別警報発表の連絡がありすぐに役場に駆けつけました。状況報告を受け、災害警戒本部体制へ強化することとし職員の参集と消防団の出動を決め、七つの公民館を避難収容施設として開設しました。河川の増水により浸水のおそれのある地区に避難勧告を発令しました。地域の区長さんなどから次々に入る被害状況などについては、職員、消防団が現場を確認し避難誘導や崩落箇所での通行止めなどの安全対策の対応を行いました。浸水のおそれのある家屋からの要請には建設工業会に土嚢づくりを依頼し消防団が設置、倒木の除去は造園協会に依頼、集会所に避難されている方には毛布を提供しました。
昼前に特別警報が解除され、ようやく小康状態になったことから町内を巡回しました。集会所で待機されておられた集落の役員さんからカップ麺をいただき話を聞かせてもらいました。大量の稲わらが流れ着いた交差点では地元集落と消防団が除去の作業をされ、崩落した町道は建設工業会が復旧作業を実施。山から滝のように水が流れ家屋の床下を流れている状況も目にしました。役場に戻り本部会議を開き、土砂災害は雨がやんだ後も警戒の必要があることから、再度、危険箇所をパトロールすることとしました。その報告を受け水防本部体制を解除したのは午後7時前でした。
消防団、集落の役員、建設工業会、造園協会など関係者が連携協力し精力的に対応いただいたことに心より感謝します。今回の災害の教訓を今後の対策にしっかりと活かしたいと思います。併せて、災害復旧について集落の皆さんと力を合わせて取り組んでまいります。






