受講生を募集中
◇東近江
近江商人博物館は、近江商人の生き方から生きる知恵を学ぶ入門講座「時習庵(じしゅうあん)」の受講生を募集している。
近年、企業理念としても注目を集める“売り手によし・買い手によし・世間によし”の三方よしは、近江商人が到達した精神性を表わす。こういった現代社会に通用する知恵や東近江市の文化・魅力を、近江商人について無知な人も共に楽しみながら学び合うのが、今回の時習庵のねらい。
講座名は、江戸時代に五個荘地区に存在した寺子屋「時習斎」にちなんだもの。この時習斎は、子どもたちが読み書きそろばんを学び、成人後も高度な教養を身につけるための学び舎で、地域の文化サロンのような場であったという。
これに習い、時習庵でも、各回テーマに沿った近江商人のエピソードや教えを学んだ後、関連資料を囲みながら受講生同士が思い感じたことを自由に語り合う茶話会を設ける。
開講日は、十一月二日、同十六日、十二月七日、来年一月十一日の全四回で、いずれも午後一時半から同三時半まで。会場は、てんびんの里文化学習センター。
受講料は各回三百円。定員は各回十五人で、事前申込が必要。受講希望者は、同博物館(0748―48―7101)へ申し込む。
各回の主な内容と話し手は次の通り。
《第一回》▽「逆境に立たされた時、あなたならどうする?!」(どんなことが起こるかわからないご時世は今も昔も同じ。ピンチをチャンスに変えた近江商人の一言とは)▽情熱の語り手・林純学芸員
《第二回》▽「始末して、きばる。―これぞ始末の力なり!―」(近江商人は言っている「始末とケチは違う」と。その違いとは一体何か)▽資料に並々ならぬ愛情を注ぐ上平千恵学芸員
《第三回》▽「人を育てる。―立身出世に必要な条件―」(始末・算用・才覚は商人に必要な条件と言われている。それにプラスして必要なものとは)▽林学芸員と学芸員らしからぬ学芸員とも言われている角川咲江学芸員
《第四回》▽「売り手によし、買い手によし、世間によし、三方よし」(近江商人が育んだ三方よしの精神。新たな年を迎え、改めてその意味を学び直す)▽林学芸員






