近江八幡市長 冨士谷 英正
市長に就任して、12月13日で早や7年が経ちます。平成18年12月14日から平成22年3月20日迄は旧近江八幡市長、その後安土町と合併し、現在まで新近江八幡市長として市政運営を預かっております。振り返りますと、政治の世界に身を寄せたのが、昭和62年4月の市議会議員からで、以降、市議1期、県議4期、そして現在の市長と務めさせていただいております。その間、市内外のご支援の皆さん方には幾多のご苦労、ご迷惑をおかけした事と思います。ここに改めて、御礼と感謝を申し上げます。政治家にはご支援頂く皆さん方の存在が不可欠であり、又、皆さん方のお声に耳を傾け、更にその声を多くの市民の声となる様、日夜奮闘努力して参ったと思っています。「政治とは結果を出すことである。」「約束した事は必ず実行する。」この2文言をいつも念頭に置きながらの活動であります。
そこで今回は、今日迄の経験から、「永遠の課題にしてはならない課題とは何なのか」を考えてみました。その1つが廃棄物(ゴミ)処理問題であります。本市では平成24年度以降は焼却炉の老朽化のため、県外での焼却処理を委託していますが、それ迄の経費は年間で約7億4千万円かかっていました。県外処理の現在でも5億3500万円の経費となっています。「ゴミに何故7億円以上も?」と多くの方は思われるでしょうが、それが現実であり、だからこそゴミ減量化やゴミの有効利用等多方面からの検討がなされ、指針の1つとして平成12年に循環型社会形成推進基本法が制定されました。現代社会ではモノは大量生産され廃棄されますが、この廃棄の部分を回避し、いわばモノを輪廻転生させ、自然環境への負荷と財政負担を低減しようというのが循環型社会の考え方であります。
ゴミ問題を語る時よく「5R」という言葉が使われます。「5R」とは法的な定義はありませんが一般的に、(イ)Refuse(拒否・不要な物は買わない)、(ロ)Reduce(発生抑制)、(ハ)Reuse(再使用)、(ニ)Repair(修理)、(ホ)Recycle(再生利用)といわれています。これらは消費者が実際に行動できることであります。
ゴミ問題は永遠の課題ではありますが、全国民が同じ方向で「ゴミ問題」の解決に向かわねば「ゴミ0」に近づく事は不可能であります。国・県・市いずれも財政危機に直面していますが、解決策を見出すことは特に市の財政に大きく好影響を与える事となります。






