滋賀県議会議員 木沢 成人
スマートフォンから響くメールの着信音。フォルダを見ると東近江行政組合からの「消防情報メール」。「○月○日 ○時○分覚知 東近江市○○町の建物火災に消防車が出動しました」
程無くして、所属分団からも出動要請のメールが入る。自家用車に積載している、ヘルメット、法被を身に纏い、急ぎ分団車庫経由で火災現場へ向かう。
東近江市の現役消防団員である私も、今年度は何度も実際にこのような場面に遭遇し、文字通りの出動をして、火災現場での消火活動に当たりました。
普段からの火災予防に努め、火災の発生を無くす事が一番ですが、そうした日々の努力の中にあっても、一定の割合で火災が発生するのも厳しい現実であります。
常備消防の職員の皆様に、消火活動の主体を担って頂いてはおりますが、我々消防団のサポートもまた大きな存在である事は、実際の火災現場への出動経験を通して実感するところであります。
一方、昨年は県下各地に大きな被害をもたらした台風18号の襲来がありましたが、この時も水防活動の主体として、東近江市はもとより、県下各地で消防団員の皆様に活躍頂きました。
このように「地域防災力の要」として活動をしている消防団でありますが、近年、加入団員の減少が全国的にも問題となっており、地域防災力の低下が懸念されておりました。
こうした中、昨年末、国会において「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」が制定公布されました。消防団の加入促進の為、公務員の兼務の特例や、事業者・大学等の協力義務が規定され、また活動の充実強化の為、団員の処遇改善や、装備や教育訓練の改善等も規定されたところであります。
法律制定を契機に、消防団設置の主体である市町の取組みと併せ、広域的・総括的観点からの県の取組みをより一層進める為に、「現場」での経験を基にしながら、私も地域防災力の更なる強化に向けて活動して参ります。団員の皆様、引き続き、共にがんばりましょう!。






