滋賀県議会議員 有村 國俊
国内の様々な地域で歴史や文化、自然、食、産品などを活用した魅力アップの取組みが行われています。地域が持つ特徴的な強みを生かし、認知度を高めることによって多様な誘致や雇用の創出、人口や観光客の増加に繋げ地域の活性化を図るものです。
(株)日経リサーチが調査し発刊した「地域ブランド戦略サーベイ」2013地域編の都道府県ランキングにおいて、私たち滋賀県民にとって芳しくない結果が明らかになりました。滋賀県が40位以下のものの一部を列記します。地域ブランド力の評価=購入意向46位。地域ブランドとの接点=交通広告(車内・駅貼ポスター)44位、商品を購入47位。地域ブランドの魅力=ご当地料理44位、土産物46位、住民の気質や人柄47位、スポーツが強い・盛ん47位。地域ブランドから得られる=元気な気持ちになれる44位、他の地域にはない経験が得られる44位、価格や行く手間に見合った価値がある42位などと掲載されています。
えっ?そんなはずはない。信じがたく大きなショックを受けました。其々の立場で県民は努力し行動しています。にも拘わらず、その努力が明確に反映されていない結果は誠に残念でなりません。
この「地域ブランド戦略サーベイ」は、都道府県のブランド力や認知度、魅力点などを様々な観点から正確に分析したとの事。つまり、一定の評価を目に見えるカタチとして纏め上げたものだそうです。
然れば、滋賀県庁としては、これを真摯に受け止め、消費者との接点は何処か。何がどのように評価されているのか。課題を浮き上がらせ、解決策の提示が急務です。危機感を顕わに県民の名誉挽回を果たさねばなりません。「滋賀ブランド」が全国の人々から評価されるよう、あらゆる機会を捉え、滋賀の魅力の発信を強化します。
注釈:ブランドとは「焼印をつける」ことを意味するbranderという古ノルド語から派生したもので、米国マーケティング協会では、「売り手あるいは売り手集団の製品およびサービスを識別し、競合他社のものと差別化することを意図した名称、言葉、シンボル、デザイン、あるいはその組合せ」と定義しています。





