滋賀県議会議員 小寺 ひろお
この26日から知事選挙が始まります。現在立候補を予定されているのは3名、自民・公明の与党に加えて維新やみんなからも推薦・支持されている元経済産業省官僚のこやり(小鑓)隆史さん、共産党推薦の坪田五久男さん、そして民主党の国会議員だった三日月大造さんです。
では今回の知事選挙の争点はいったい何でしょうか。原発を含めたエネルギー政策でしょうか?それとも自公政権の横暴を県政に持ち込まさないという草の根自治をすることなのでしょうか。私はいずれも違うと思います。これからの滋賀県をどのようにしていくのか、国と市町との関係を改善し、現状の県政で不足しているところや不満や不足に感じているところを具体的にどのように改善していくのかが問われているのではないでしょうか。
滋賀県は今まで、福祉や環境分野で先進的な取り組みをしてきました。農業分野でも集団による農業経営を推し進めるなど評価される取り組みも多々あります。また県民の所得水準は高く、平均貯蓄額は全国トップだそうです。
しかし一方で、国からの道路予算は全国最低レベルで道路の整備、交通渋滞の現状はよくありません。そして昨年の台風18号では県内各地で河川が氾濫・越水し床上・床下浸水しましたが、これも日頃の河川管理などが十分ではなかったことの表れでもあります。また経済的な指標もリーマンショック以来、他県が数字を戻しているにも関わらず、滋賀県はいまだ全国平均にも届いていません。
教育の分野はどうでしょう。いじめ問題では全国的に有名になりましたが、全国学力テストの平均点も児童・生徒の不登校率も全国最低レベルにあります。
つまり現状の滋賀県は、立地優位性が高く潜在的能力もあるが、十分な施策が的確に打てておらず、国や市町と対立し損をしている、しかし逆に言えば国と市町が同じ方向を向いて協力し力を合わせれば、一気にその力が発揮されるだろう、ということなのです。
いたずらに国と対立せず批判ばかりをするのではなく、それぞれが協力して滋賀県の経済をよくし、医療・福祉や教育を充実することが次の知事に求められていることではないでしょうか。皆さんの間違いのない選択に期待しています。






