滋賀県議会議員 井阪 尚司
21世紀の課題の一つに「健康と安全」があります。身近な事故やケガを事前に防ぎ、安心して暮らせる地域づくりを進めることが求められており、滋賀県内でも、安全・安心なまちづくりを医療・福祉・防災・警備・教育・エネルギー・観光・NPO等と関連づけて、地域の要請に応えるインフラ整備、医療体制の充実やセーフコミュニティ、福祉のモール化など注目される取り組みが進められています。
取り組みの一つに、施設をリニューアルをする際、長寿命化へのメンテナンスに加え最新の情報機器やソフト面を充実して地域の安全・安心に応えようとするものがあります。今年建て替えられた必佐駐在所や新築される日野消防署では、ハード・ソフトの充実により一層地域による防犯組織や消防団との連携が進むことへの期待が持たれています。
二つ目に、安心して暮らせる医療と福祉の充実です。医療分野では、日野記念病院に滋賀脊髄センターが新設され、湖東記念病院では心臓血管センターが充実しています。両病院には最先端の医療機器が導入されており、地域密着完結型医療を担う総合病院として期待されています。また、「あいとうふくしモール」は、地域食材を活かしたレストランと共同福祉作業所と地産地消のエネルギーを一体化させ、地域の中の福祉モールとして注目されています。
三つ目に、事故や自殺、暴力などによる傷害や死亡は、偶然起こるものではなく原因を取り除くことで予防できるという考えのもとに多くの主体が協働して進めるセーフコミュニティに取り組む市町が増えてきています。県内では、甲賀市がWHO(世界保健機関)セーフコミュニティ協働センターの指導を受けて取り組まれており注目されています。
これらの新しい取り組みは、いかに市民化されるかにかかっています。ひとり一人が関心を持って、地域の暮らしの安全・安心を創っていく時代を迎えようとしています。






