滋賀県議会議員 今江 政彦
さる7月13日に投開票が行われた滋賀県知事選挙において嘉田由紀子前知事の後継指名を受けた三日月大造氏が激戦を制して初当選されました。この選挙の争点は40年前に誕生した武村県政から嘉田前知事へと引き継がれてきた「草の根県政」を継続発展させるのか、それとも政権与党が擁立した経済官僚による国主導の県政を誕生させるのか、という点であったと思います。
そして、選挙の結果、滋賀県民の皆さんは「草の根県政」の継続を選択されると同時に琵琶湖を放射能汚染から守るという「卒原発」の考えを支持されました。
また、7月1日に行われた集団的自衛権の行使容認の閣議決定についても私が先般の県政ナウで述べたように決して国の課題でなく県民生活の安全安心に大きく影響するということで今回の知事選挙において「ノ―」の意志表示をされた県民の皆さんも多くおられたのかも知れません。
いずれにせよ、今後4年間の県政のかじ取り役は三日月氏に託されたのでありますが、新知事は選挙が終わればまさに「ノーサイド」の精神で県民の皆さんの福祉向上と県政発展のためがんばってほしいと思います。そのためにも嘉田県政の2期8年間の成果をしっかり活かしながら、国や市町としっかり連携して、経済・雇用、医療・福祉、防災・原発問題など当面する課題解決のために10年余りに及ぶ国会議員としての経験をもとに全身全霊をかけて努力されることを期待します。
また、県議会とは二元代表制のもとで真摯な議論を重ねて県民のみなさんに県政のあり方や行方についてわかりやすく伝えることを望みます。
さて、今回の選挙においては政治との距離を感じられていたお母さんや若者達、そして無党派の女性などが県政の課題に大いに関心を持たれ、投票行動を起こされたものと感じています。投票率が前回の同日選に比較すると低かったもののマスコミや関係者の予想を大きく超えたのはその表れではないでしょうか。
私は常日頃から政治の役割は50年後や100年後の社会のあり方を思い描いて行動することだと思っています。三日月新知事には滋賀県の将来の姿をしっかり思い描きながら、県政運営にあたっていただくと同時に地方からあらゆる国の政策に対してしっかり提言されることを期待します。






