鹿児島県知事に川内原発再稼働反対要請を
◇全県
九州電力川内原子力発電所の再稼働問題に対し、県内の市民団体はこのほど、「三日月大造知事は就任に際して、嘉田由紀子前知事が掲げていた『卒原発』の方針を引き継ぐと明言しているが、『卒原発』への第一歩は不十分な状態での原発の再稼働を認めないことである。『卒原発』を掲げる滋賀県知事として、鹿児島県知事に対して、川内原子力発電所の再稼働を決して認めないよう、正式に要請を」と要望した。十九日までに文書での回答を求めている。
要望したのは、「見張り番」滋賀(澤忠起代表)、原発を知る滋賀連絡会(更家周子代表)、市民運動ネットワーク滋賀(池田進代表)の三団体。
川内原子力発電所が今秋にも再稼働されようとしていることについて「再稼働されることになれば、滋賀県に隣接している福井県に立地の関西電力の原子力発電所もいずれ再稼働されることになる」と懸念。
「川内原発再稼働のためには、最終的に鹿児島県ならびに薩摩川内市が再稼働を承認することが必要とされている。しかし、原子力規制委員会の田中俊一委員長は川内原発が新基準を満たしていることを認めたものの、『基準への適合は審査したが、安全だとは私は言わない。これがゴールではないので(九電は)努力していく必要がある』と述べている。この委員長の発言、ならびに大事故が起きた場合の十分な住民の避難計画が用意されていない現状を考えるなら、川内原発の再稼働は決して行われてはならない」と訴えた。
このため「『卒原発』を掲げる滋賀県知事として、鹿児島県知事に対して、川内原子力発電所の再稼働を認めないよう、正式に要請してもらいたい」としている。(石川政実)






