昔ながらの沖島を知る
◇近江八幡
びわ湖に伝わる漁具「たつべ」の手作り体験が十五日、近江八幡市沖島の沖島漁業組合作業所で行われた。
島を離れた人や来島者に昔ながらの漁具の製作を通して島の生活を支えてきた漁業にふれ、島への愛着を深めてもらおうと開かれた。
盆の帰省に合わせた自治会の「沖島夏まつり」の中での取り組みで、島内外から約五十人の子どもらが参加した。製作方法を知る高齢者が指導にあたり、現在は作られなくなった竹を材料に編み上げていった。
最初は、苦心していた子どもたちは、時間が経つにつれ、作業になれ、コツをつかむと製作に夢中になっていた。
たつべは、スジエビやテナガエビを獲るための漁具で、籠のような形をしており、一度入ると出られない仕掛けになっている。現在は、プラスチック製のものが使われている。
作業に参加した漁師の西居義弘さんは「今では作ることはないが、きょう久しぶりに作ってみた。作り方は、身体が覚えていた」と懐かしんでいた。







