“環境こだわり”で子育て世代にターゲット
◇全県
昨年に誕生した近江米新品種「みずかがみ」。昨年から県内で先行販売を行ったが、今年は生産量を大幅に拡大して、京阪神のスーパーなどの店頭で販売が開始されている。テレビ放映や品質の良さもあって、売れ行きは順調で品薄感も出ており、県関係者はホッと安どの表情だ。
二年目を迎えた「みずかがみ」の今年産は、県内全域で一千百二十ヘクタール栽培されており、台風11号の接近やその後の天候不順の影響も見られず、順調に生育し、県内各地で収穫された。今年産は、約五千トンの収穫が見込まれている。このうち九割が全農、その他が一割の比率で流通し、全農経由では大阪府、兵庫県など十社の卸業者からスーパーや米穀店などに販売されている。
県によればこの十四日に三日月大造知事がイオンモール京都五条店(京都市)でトップセールスを行ったが、順調な売れ行きだったという。
これには、「みずかがみ」のテレビCMが十日から来月十五日まで、関西圏の毎日放送、朝日放送、関西テレビ、読売テレビの四局で放映していることもあるが、それだけでなく品質の良さが評価されたとみられている。
「みずかがみ」の特徴は、コシヒカリと同等以上の極良食味で、日本穀物検定協会による昨年産米の食味ランキングで、滋賀県産米では初となる最高ランク「特A」に評価された。さらに「みずかがみ」は、全量が「環境こだわり栽培」で生産している。
県では「販売・宣伝の計画・商品コンセプトを『子どもたちの健やかな成長を支えるお米』として、三十~四十歳代の子育て世代が主なターゲット、統一したパッケージで販売していく」と話している。







