船名を10月2日まで募集
◇全県
県は、かねてより琵琶湖に関する研究とモニタリングを2隻の調査船(はっけん号、みずすまし2世)で進めてきたが、現在、2隻を統合した新水質実験調査船を建造しており、来年1月に竣工の予定だ。この竣工に先立ち、県では10月2日まで、新水質実験調査船の船名を募集している。
新水質実験調査船は(1)水質計や採水器などの観測機器を用いて、琵琶湖の水質やプランクトンの発生状況などを把握(2)現行のみずすまし2世と同程度の30ノット(時速55キロ)の速力で、水質異常などの緊急事態にも迅速に調査(3)水中ロボットカメラなどの機器を搭載でき、研究の基盤となるデータ入手―などを行う。
また新調査船の特徴は▽船型を工夫して、琵琶湖の船で初めて船首バルブ(図)を持つ構造にして、波の抵抗を抑制することで航行速度と燃費が向上▽ハイパワー高効率な4サイクルディーゼルエンジンを採用し、現行のみずすまし2世に比べて燃費が約25%向上▽太陽光パネルを装備し、船内の照明(LED)に要する電力を全て供給可能―であることだ。
新船は、長さが28・1メートル、幅が6・2メートル、総トン数が74トン、速力が30ノット、定員が25人となっている。
一方、船名については、船名の説明、住所、氏名、年齢、性別、電話番号を記載のうえ、はがき(〒520―0022 大津市柳が崎5―34琵琶湖環境科学研究センター)か、FAX(077―526―48030)、または県のHP(しがネット受付サービス)で応募する。船名は、琵琶湖で運航している既存の船舶と異なる名称で六文字程度。最優秀賞一点には、賞状および副賞(近江牛1万円相当)が贈られるとともに、竣工式での新水質実験調査船案内が予定されている。
また参加賞としては、抽選で県立施設の招待券(近代美術館、陶芸の森陶芸館、琵琶湖博物館/いずれかのペア招待券)を15人にプレゼントする。決定した船名は来年1月頃に公表予定だ。
問い合わせは、県琵琶湖環境科学研究センター企画管理担当(TEL077―526―4800)まで。
(石川政実)








