東近江市長 小椋 正清
今、道の駅が注目されています。道の駅は鉄道の駅との対比をなす言葉で、元来「駅」は街道沿いにある宿場を指す言葉でした。現在では、道路利用者の休憩、情報提供、地域連携の場として全国各地に広がり、1,000を超える施設が登録されています。
滋賀県でも現在17か所の道の駅が整備されており、東近江市では、あいとうマーガレットステーションがたいへんな人気を集めており、もうすぐ開設20年を迎えます。
この道の駅にさらに多機能を付加しようと、国においても地方の活性化策として、当初は通過する道路利用者へのサービスが中心であった機能だけではなく、農業、観光、福祉、防災、文化など、地域の個性や魅力を活かした様々な取組みがなされています。
本市が現在計画している新たな道の駅「奥永源寺渓流の里」は、まさにこの地域活性の拠点としての機能を持たせようとしており、自動車で通過する方の利便を図るだけではなく、この地域で生活する方々の利便性や安全性の確保の手段として、また、この施設を拠点としての新たな地域の創造を生み出していくことを視野に入れています。
具体的には、休憩、情報発信、物産販売などの機能のほかに、市役所の出張所や診療所、コミュニティセンターとしての機能や、災害時の避難所など防災拠点としての機能も付加するなど、たいへん多機能性をもった施設をめざしたいと考えます。
また、当然のことながら、国道421号石槫トンネルが開通したことにより、東西日本の結節点としての特徴を十分活かしていくことも考えていかなければなりません。例えば、物産販売では、県内や地元の特産品だけではなく、三重県など中部東海地方の物産販売も視野に入るし、鈴鹿山系の登山・トレッキング情報の提供など鈴鹿の山々と自然を生かした観光政策の推進も図れることとなります。
このように期待がふくらむ新たな道の駅は来春の開設予定です。今後も地元をはじめ市民の皆様からの様々なアイデアを取り入れながら魅力ある施設にしたいものです。






