滋賀県議会議員 今江 政彦
さる9月22日に開催された9月定例議会の代表質問で対話の会・しがねっとの清水議員ががん対策について質問される中で、自らが上咽頭部のがんと宣告され、外科手術や放射線治療を経て公務に復帰されたことを告白されました。
そして、自分の患者としての経験をみなさんに伝え、早期発見であればがんになっても治るんだということを切々と訴えられました。
二人に一人ががんにかかるといわれる時代になり、滋賀県でもがんの死亡は3400人を超えて、死亡者数全体の約3割を占めます。意識調査でも県民が充実を望む医療分野はがん対策が一位という結果も出ています。
滋賀県議会でも超党派でがん対策推進議員連盟を組織して、がん患者やその家族が安心して暮らせるようにがん対策の推進に努め、平成25年12月には議員提案で「滋賀県がん対策の推進に関する条例」を制定しました。
条例ではがんの予防と早期発見、質の高いがん医療の確立、患者・家族の苦痛の軽減と療養生活の質の向上、患者・家族の安心を支える社会の構築などを目指すことが規定されています。
早期発見すれば治るがんですが、がんと宣告された時のショックが大きいことは、私自身も家族のがん宣告で体験しました。清水議員も同様の思いを代表質問で告白されていました。しかし、これからはがんとしっかり向き合い、克服し、社会復帰できる社会環境を構築することが重要です。まさに、県民総ぐるみのがん対策としなければなりません。そして、がんと闘うためには仲間づくりも必要です。
10月25日・26日に近江八幡市の休暇村において「リレー・フォー・ライフ」が開催されます。これはがん患者さんやその支援者たちの勇気を称え、希望をわかちあう場として世界24ケ国で開催が予定されており、がんと向き合う人達が同じ病気を持つ人と出会い、イベントを通して絆を深めることが目的です。
ぜひ多くの皆さんが参加され、秋の美しい琵琶湖畔で自然を満喫しながら「いのち」を見つめる貴重なイベントとなることを期待するとともに、滋賀県におけるがん対策の推進に向けてこれからも全力で取り組んで参ります。






