政務活動費で猫飼育本購入問題
領収書とメモの照合で書籍名誤り
◇全県
平成二十五年度の政務活動費において、議員活動と関連の薄い猫の飼育本などを購入したと一部マスコミで報道された問題について、石田祐介県議(49)=高島市選出=は「初当選以来、議員として動物愛護団体の取り組みを注視してきており、議員活動との関連が薄いというのは全くの誤解」と、本紙インタビューで反論した。また、県議会事務局に提出した政務活動費の書籍購入一覧表で、領収書と書籍名が一致していないものが十冊程度あったことについては、「領収書と自らのメモとの照合に一部誤りが生じて、そのまま作成してしまった」と認めて二十日、修正した報告書を同事務局へ提出した。
―――「ネコのトッピングごはん」「うちの猫のキモチがわかる本」の猫関連二冊や、「新しい『男』のルール」一冊など、議員活動と直接関連の薄い書籍を政務活動費で購入したと一部報道されたが。
石田 県議会での質問や委員会で討論する資料として、知人から紹介された書籍も政務活動の参考にしている。今回指摘のあった猫の書籍二冊は、地元・高島市で八年前から動物愛護団体Aの犬・猫収容施設の建設を巡って、住民との摩擦があり、この問題にも取り組むため、野良猫を地域猫として管理飼育できないかと考えてきた。
昨年十月二十二日に高島市今津町で行った県政報告会で支持者から、「猫の飼育本を読むとヒントになる」とのアドバイスをもらい、県議会で動物保護管理問題を取り上げるための資料として購入した。
また、「新しい『男』のルール」は、地元の中小企業の社長から、勉強会のテキストとして紹介を受けたもので、地元経営者がどのようなことに関心を持っているか理解しようと購入した。
―――猫の飼育本を購入した昨秋以来、県議会で動物愛護管理について質問する機会が数多くあったのではないか。
石田 今年度に一般質問をしようと準備をしてきたが、四月の県議会議長改選や、自民党の会派分裂、知事選に相殺され、一般質問する機会を逸した。十二月の県議会では、颯新の会の代表質問に立つため、この問題を来年二月の県議会で一般質問するつもりだった。
―――政務活動費として県議会事務局に提出した購入書籍一覧表のうち、添付された領収書と記載の書籍名が一致しないのが十冊以上あったと報道されたが。
石田 (資料として)書籍を購入した場合、領収書には書籍名は記載されていないとともに、私は書籍の購入については他の書店をはしごすることが多い。このため、政務活動費の購入書籍一覧表を作成する際、領収書と自宅に保管している書籍名を記載したメモ書きを照合するのが常だが、一年に一度の報告書作成のため、照合に一部誤りが生じてしまった。
―――今後の対応は。
石田 政務活動費の報告書の誤りについては、二十日、県議会事務局へ正しく申告した。今後は、政務活動費の領収書について、メモを領収書に必ず添付して、より厳格に管理していきたい。







