来シーズンへ手応えつかむ 2ステージに“らしさ”も
◇東近江
日本フットボールリーグ(JFL)のMIOびわこ滋賀は九日の甲賀市陸上競技場でのホンダロックSC戦を1―2で落とし、今シーズンの最終戦を勝利で飾ることができなかった。
前半、ペナルティーキックなどで2点を許したMIOは、後半開始早々に1点を返し、その後も幾度となく相手ゴールを脅かす攻撃を繰り返したが、追加点を奪うことができなかった。それでも選手たちは、最後まで勝利への執念を感じさせる戦いぶりだった。
今シーズンのMIOは、ファーストステージ開幕戦から二勝一分けと好スタートを切ったものの、引き分け二つを挟んで八連敗を喫し、終わってみれば二勝八敗三分の勝ち点9の十三位に低迷。
セカンドステージ開始直前に川島弘治氏を新監督に迎え、チームの立て直しに取り組んだ。その結果、連敗は二連敗を二回に止め、得点はファーストステージの9から15に、失点は32から18へ、得失点差はマイナス23からマイナス3へと、チーム力は目に見えて高まり、四勝八敗で勝ち点13の十位の成績では計り知れない、来シーズンに期待をもたせてくれる内容だった。シーズンの通算順位は十二位に。
試合終了後に全員がピッチに並んで、ファンやサポーターの今シーズンの応援に感謝し、宇野勇気キャプテンが「今シーズンはなかなか勝つ試合を見せられなかったけれども、この経験をむだにしないように、しっかり準備して、来シーズンは戦っていきたい。来シーズンも応援をよろしくお願いします」と、健闘を誓った。
権田五仁代表は「来年度もJFLで戦っていくことになります。滋賀からJリーグをめざそうの思いでチーム一丸で戦ってまいります。(今シーズンの)順位は下の方になりましたが、来年度も声援をよろしくお願いします」と、変わらぬ応援を願った。
川島監督は、「チームとしては状況は悪くなく、だんだんチームがまとまってきた。最初は少し不安定なところもあっが、いろいろ試して、一番合うサッカーをつくり、徐々に調子を上げることができ、(チームとしての)かたちもでき、選手たちが戦術を理解している。来シーズンヘの手応えを感じることができた」と、力強い言葉で今シーズンを締めくくった。(松村好浩)







