滋賀県議会議員 木沢 成人
私が所属する、県議会環境・農水常任委員会では、先日、県外行政調査で長野県庁を訪問しました。その調査項目の一つが「第二期信州農産物マーケティング戦略プラン」で、長野県が取り組まれている農産物マーケティング・ブランディングについて聴き取り調査を実施しました。
統一ブランドとして「おいしい信州ふーど(風土)」を掲げ、食を「プレミアム」「オリジナル」「ヘリテイジ」の三つの基準で厳選したうえ、発信しておられます。「プレミアム」では、全国に先駆けて「旨味成分」であるオレイン酸の含有量を「おいしさ」の基準とした「信州プレミアム牛肉認定制度」を創設、「オリジナル」としては「シナノスイート」や「シナノゴールド」等の「りんご」や「信州サーモン」、「黄金シャモ」(鶏)等を開発し独創性をアピール、また「ヘリテイジ」では、昭和五十八年創設の「県選択無形民俗文化財」に指定された「おやき」(具入り饅頭)や「野沢菜漬」、地域の伝統食である「朴葉巻」「味噌田楽」等を、次世代に引き継ぐ「伝統の力」として認定・発信されています。
こうした取組みは、長野県(信州)の地理的・歴史文化的条件に基づくものなのですが、この聴き取り調査で感じたのは、説明される県庁職員さんの「熱意」と「やる気」でした。郷土の「産品」や「農業」に対する強い愛着が数々の施策を生み出していると、議員一同感服した次第です。
翻って当県では、平成二十七年度を最終年度として五カ年計画の「しがの農業・水産業新戦略プラン」を設け、農業・水産業振興に努めているところですが、いよいよ次期計画の策定が進みつつあります。
実りの秋の中、今月は、各地で収穫祭が開催されましたが、私もその訪問の中で、多くの「おいしい」恵みと若者を含む多くの「熱い」生産者の皆様にお出会いしました。
「湖国」の恵みも決して「信州」に劣ることはありません。こうした皆様の声を拾い上げ、県庁内、議会共々、「熱い」議論を繰り広げ、文字通り「実り豊かな」次期計画を策定したいと存じます。






