滋賀県議会議員 山田 実
十二月第一日曜日は御園地区遺族会年末恒例の「忠霊塔の環境整備」でした。
御園地区の忠霊塔は御園小学校の一画にあり、子どもたちに悪影響が出ないように雑草整備には除草剤は使わず草刈り機と手作業による整備です。
小雪がちらつく中でしたが桜の枯葉掃除と草刈り作業を無事終えることができました。
御園地区遺族会の会長を引き受けてから三年になります。遺族会の高齢化が進む中で、叔父が戦死している私が会長を引き受けています。
この原稿を書いている日は十二月八日。太平洋戦争が始まった日です。この戦争での死者は300万人以上にも及びます。そして残された多くの遺族。「戦争で亡くなる人も遺族も出してはいけない。」そのためには、「二度と開戦の日を迎えてはいけない」というのが御園地区遺族会のみなさんの願いです。
先日亡くなられた菅原文太さんが「政治の役割は国民を飢えさせないこと。そしてこれがもっとも大事ですが、絶対に戦争をしないこと」と言っておられました。政治家の端くれとして身につまされる言葉です。
また菅原文太さんは「日本はさみしい国になった。多くの人が金と自分のことだけ考え、国のあり方や政治に関心がなくなった」とも言っておられました。遺族の一人として心にしみる言葉です。
この県政NOWが掲載されるのは十二月十四日。衆議院選挙の投票日にあたります。
今年、ノーベル平和賞が受賞するかも知れないといわれた日本国憲法には「武力による威嚇または行使は、国際紛争を解決する手段としては永久に放棄する」と書かれています。
この選挙では、絶対に戦争をしないということに真正面から取り組んでくれる人を私たちの代表として選びたいものです。
終戦の一九四五年から来年は70年目を迎えます。
私たちはどんな状態におかれても「紛争・もめごとを武力で解決する道は選ばない」という強い意志を再確認する節目の年にしたいものです。






