12月に入り2億円の被害も
◇全県
県は、特殊詐欺多発警報を発令した。県民の被害を防止するため、メディアや広報誌などを通じた啓発のほか、警察による金融機関への立ち寄り強化、預金小切手を活用した情報システム「預金小切手プラン」の周知を図る。
全国で特殊詐欺の被害が過去最悪の五百億円超と見込まれている中、県内でも十二月に入って一件当たりの被害額が過去最高の二億円を超える被害が出るなど、現状において過去最悪を記録した昨年の五億四千万円をすでに上回っている。
被害状況をみると、十一月末現在で件数は百九件(昨年同期比六件減)、被害額約三億六百万円(同約二千五百万円減)だった。
内訳は、息子と偽ってだますオレオレ詐欺六件、有料サイト料金の架空請求詐欺四十七件、融資すると装って様々な名目で支払いを要求する融資保証金詐欺十六件、金を返すと装ってATMに誘導して振り込ませる還付金等詐欺六件、パンフレットを送りつけて社債やダイヤモンドを高価な買い取ると言葉たくみに現金をだまし取る金融商品等取引詐欺二十二件、異性に一度だけ会わせたり虚偽の情報を提供して会員登録料などの名目で現金を請求する異性交際あっせん詐欺四件、パチンコなどの虚偽の情報を提供して会員登録料などを要求するギャンブル情報提供詐欺七件、その他詐欺一件だった。
十二月に入ってからは、同月五日までに六件発生し、被害総額は二億三千八百万円に上っている。内訳は、架空請求詐欺三件、金融商品等取引詐欺一件、オレオレ詐欺一件、その他一件だった。






