翔びたとう 創造の翼で きらめく 湖から
芸術文化活動に励む高校生による国内最大の文化の祭典「第三十九回全国高等学校総合文化祭(以下・滋賀 びわこ総文)」が今年七月二十八日から八月一日まで、滋賀県内で開催される。全国から高校生約二万人が参加し、二十二部門で日頃の成果を披露する。全国高校総文は都道府県持ち回りで実施されており、滋賀県が会場となるのは初めて。
高校最大 文化の祭典7月28日~8月1日
全国の高校生2万人集う
「翔(と)びたとう 創造の翼で きらめく湖(うみ)から」をテーマに、次代を担う高校生が集い、交流し、創造性に満ちた芸術活動を展開する。
「滋賀 びわこ総文」は、生徒主体の実行委員会によって企画・運営するのが特徴で、一昨年から大会テーマの設定や総合開会式の企画に関わってきた。現在は、県内二十三校六十四人(一年生三十一人、二年生三十三人)の生徒が、大会成功に向けて毎週末活動している。
初日を飾る総合開会式は七月二十八日午後からびわ湖ホール(大津市)で開催される。第一部式典に続き、県と次年度開催地の広島県、国際交流事業として参加する韓国、中国、米国の高校生との第二部交流ステージ、琵琶湖をテーマに県をアピールする第三部開催県発表で構成劇が上演される。続いて、約二千五百人規模(約全国七十団体)の華やかなパレードが同ホール周辺で繰り広げられ、大会に彩りをそえる。
実行委員会委員長の県立膳所高校二年の月館森(つきだて・しげる)さんは「総合開会式は滋賀県の高校生の思いを発信する場」とアピール。
また、「びわこ総文を発表する場だけにするのでなく、絆を結ぶ場所づくりとして、またその原点にしてほしい。出場する高校生は多くの人と出会い、その経験をそれぞれの機会で生かし、飛翔していくきっかけにしてほしい」と意欲を語っている。
大会マスコット
デザイン・愛称も高校生が考案
大会マスコットキャラクター「湖楠(うみな)」のデザインは、県内の高校生から応募のあった二百四点の中から、県立信楽高校デザイン科三年(平成二十四年度当時)山岸真奈絵さんの作品が選ばれたもの。
滋賀県の花であるシャクナゲをモチーフにデザインし、ところどころにつぼみがあるのは、高校生の「可能性」をイメージしている。夢を感じさせるとともに、親しみのもてるキャラクターだ。
また、愛称である「湖楠(うみな)」は、八百二十九点の応募から県立彦根東高校二年(平成二十五年度当時)の高田美希さんの作品が選ばれたもの。母なる琵琶湖を「湖(うみ)」と読み、しゃくなげを漢字で表記した「石楠花」の「楠」を取っている。
大会基本方針
「二○一五滋賀 びわこ総文」は「豊かな湖 琵琶湖」のもと、古(いにしえ)から文化と美しい自然に恵まれた滋賀県に次代を担う高校生が集い、多くの仲間と交流し、創造性に満ちた芸術文化活動を展開することを願って、(1)「つくる」=若さと感性あふれる芸術文化を創る(2)「きわめる」=伝統文化を土台に質の高い表現を追求する(3)「つなげる」=文化交流を通じて友情の絆をつなげる(4)「ひろめる」=大会の成果を国内外へ発信する―の四つのキーワードを基本方針に掲げる。











