希望者に配布
◇全県
県は、県民に原子力防災の正しい知識、情報を周知するため、「原子力防災のしおり」=写真=を作成した。住民意向調査で避難方法など災害時の行動について知りたいとの声が多く寄せられたことから、新たに「原子力防災のしおり」を作成した。A4判八ページで、四千部発行した。
内容は、専門用語の解説や、災害発生時から避難までの流れ、また、建物の中に入る屋内退避と、一時移転や避難の指示が出た場合の具体的な行動を解説している。
原子力災害は、地震、風水害、火災などの災害と異なり、放射線を五感で感じとることができないため、どのように行動すればよいのか自分で判断することが困難だ。このため地元の市町からの情報に基づき、冷静に判断しないといけない。
例えば、トラブル発生から避難までの流れを示した図では、原発でのトラブル・異常発生を受けて、行政はテレビ、ラジオ、防災行政無線などを通じて屋内退避の準備を呼びかける。これを受けて、住民は放射線を避けるため、自宅、職場、公共施設などの建物に入る。
空間放射線量を測定した結果、避難行動は三つのパターンに分かれる。一時間当たり二〇マイクロシーベルト未満であれば屋内退避を継続、一時間当たり二〇マイクロシーベルト以上であれば一週間以内に一時移転、一時間当たり五〇〇マイクロシーベルトであれば数時間のうちにすぐに避難することになる。
このほか、一時移転、避難が必要となった場合の避難方法、正しい屋内退避の仕方を分かりやすく紹介している。
入手方法は、県防災危機管理局防災室(TEL077―528―3445)へ申し込む。同室ホームページでも掲載している。







