湖南中部浄化センター来年度設計
◇全県
一昨年九月の台風18号で大量の雨水「不明水」が下水道に流入した問題で、県は再発防止対策の中間報告を流域下水道協議会の臨時会議で発表した。
県南部の下水を受ける湖南中部浄化センター(草津市)では、一日の処理能力二十四万トンをはるかに超える百五十万トンが流入し、超高度処理を断念して一部を簡易放水した。
周辺地域では、下水が逆流してマンホールから噴出し、下水機能が四日間停止するほか、浸水被害が発生した。また、県内各地でも安土ポンプ場(近江八幡市)が停止するなど、不明水を原因とする浸水被害が続出した。
中間報告で県は、市町と連携して、不明水の流入個所を平成二十八年度末までに調査し、二十九年度から発生源の対策工事を行うとした。
各浄化センターなどの被害軽減策としては、台風18号と同等の降雨があった場合の流入水量を推定し、それに対応できる施設整備水準と概算費用を整理し、二十七年度中に設計に入りたいとした。ちなみに湖南中部浄化センターの整備は百二十七億円と試算している。







