滋賀県議会議員 山田 実
新しい年が始まりました。
今年の干支である「羊」は「祥」に通じ、中国の吉祥動物のひとつといわれています。羊は群れをなすことから「家族・団体の安泰」をあらわすとされ、いつまでも「平和」に暮らすことを意味しています。
今年一年が健やかな実りある年になることをお祈りします。
さて、昨年は突然の衆議院解散総選挙で幕を閉じました。
選挙結果は、自民・公明が定数の三分の二を超す議席を獲得し、一方で民主党は議席を増やしたものの政権交代以降の有権者の厳しい視線はまだまだ続いていることを思い知らされた選挙でした。
私は民主党の信頼回復に向けて、政治的には昨夏の滋賀県知事選挙で「チームしが」が何故勝てたのかの勝因を民主党再建に生かしていくことが必要であること、そして政策的には「経済政策」「外交・安全保障政策」「原発・エネルギー政策」の3つで民主党としての立ち位置を鮮明にし、具体的な対案を示すことが重要と考えてきました。
しかし、政治的にも政策的にも十分な議論が深まらないまま突然の選挙になったことは大きな敗因と思います。民主党の代表選挙で新代表が決まりましたが、これから正念場の党再生をめざすに当たってはこれらのことは引き続き重要性を増していると感じます。
同時に、今回の衆院選の投票率(小選挙区)が戦後最低の52・66%となったことが気がかりです。年末の慌ただしい中での選挙ということも背景にはあるのでしょうが、有権者が「政治の消費者」になっているのではないかとの危惧を覚えます。
投票率が低かった原因の第一には民主党が自民党との対立軸を十分にアピールできなかったということはあるにしても、これからの国民生活の行方を左右する大きな政治的テーマが目白押しです。
私たち有権者は「政策というサービスを買う政治の消費者」ではなく「政治の主人公」です。
自分たちの地域のことは自分たちで決める、政策を選ぶだけでなく、政策を自らつくり、その実現に自ら参加していく。それが「チームしが」によせられた政治の主人公である滋賀県民の意志だったと思います。
「政治の主人公」の目で、政治が示している政策は本当に私たちの暮らしをよくすることにつながるかどうかの厳しい目を持ち政治をチェックしていくことが求められています。






