末永・同志社大名誉教授
近江商人の商いの極意に迫った書籍「近江商人と三方よし」が、公益法人モラロジ―研究所(千葉県)から出版された。
著者は、同志社大学名誉教授で、近江商人研究の第一人者である末永國紀氏(一般財団法人近江商人郷土館館長)。
近江商人をルーツにもつ企業は数知れない。その多くが江戸時代より活躍し、現代において繁栄を築いている。その秘けつこそ「三方よし」の思想にあると、著者の末永氏は指摘する。
代表的な理念であるこの「三方よし」は、「売り手よし、買い手よし、世間よし」として、相手や世間の利益を第一に考え、必要あらば身銭を切る。そうした姿を、伊藤忠兵衛(伊藤忠商事の創始者)などを例に紹介する。企業永続のための普遍の真理を収めた一冊である。二千百六十円(税込)。






