NPO法人「絵本による街づくりの会」
◇全県
文化・経済フォーラム滋賀(代表幹事=木村至宏・成安造形大学附属近江学研究所長)はこのほど、「二○一四文化で滋賀を元気に!賞」に、大賞のNPO絵本による街づくりの会など、一個人五団体を選んだ。二月十一日に大津市の琵琶湖ホテルで開催する同フォーラム滋賀の総会で、受賞者を表彰する。(石川政実)
フォーラム滋賀は平成二十三年、「文化で滋賀を元気に!」を合い言葉に、産・官・学・民の各分野で活動する有志が集まり発足した。
この一環として、文化の力で活力あふれる地域社会の実現に貢献している団体・個人を選び、毎年表彰している。
今回も三十四件(前年度三十三件)の応募の中から、六件を元気賞に決定した。
受賞者・団体は、次の通り。
絵本でまちおこし文化賞(大賞)
【NPO法人絵本による街づくりの会(平松成美代表)=高島市】
里山や絵本を愛する人々に読書や絵本の素晴らしさを実感してもらう取り組みを行い、青少年の健全な育成や新しい街づくりに寄与している。
絵本のある交流スペース「かもめの部屋」、マキノの里山の豊かな自然に触れる「子ども自然体験遊び塾」「ブックサポーター養成講座」など、絵本から広がる「出会い」「体験」「感動」を合言葉に様々な事業を高島市を中心に継続的に実施している。
ジャズと一緒にまち歩き文化賞
【大津ジャズフェスティバル実行委員会(委員長=吉田耕司氏)=大津市】
「JAZZと一緒に町歩き」をコンセプトに、有志のボランティアで結成する実行委員会による手作りのフェスティバル。平成二十一年にゼロから立ち上げ、資金を市民からの募金、グッズ売上げ、出演者の参加協力金などでまかない、だれもが気軽に参加できる雰囲気をつくっている。
滋賀から世界へ挑戦文化賞
【寺村邦子氏=彦根市】
寺村氏は昭和六十四年の「ピアノ百十一台による同時演奏」を提案し、ギネス世界記録を取得後、次々とギネス世界記録に挑戦している。平成十九年から毎年、彦根市内で挑戦し、九個のギネス世界記録を樹立。
また、長年、公立学校で音楽講師として児童・生徒を指導し、二年から開催した住民参加による「まなつの音楽祭」は、すっかり地域に定着している。
演劇でまちづくり文化賞
【栗東演劇祭実行委員会(前山茂治委員長)=栗東市】
“演劇がつなぐ人とひと”をテーマに、「りっとう演劇祭」を平成五年から計二十一回、開催している。
「飛びだす演劇祭」や人材育成のためのワークショップも実施して、誰もが気軽に楽しみ参加できる演劇文化が地域全体へ根付く取り組みを継続中だ。
地域に学ぶ文化賞
【成安造形大学地域連携推進センター(牛尾郁夫学長)=大津市】
大津祭曳山連盟公式キャラクター「ちま吉」のプロデュース、県の「びわこの日」のポスターデザイン、大津歴史博物館夏休みおもちゃづくりワークショップなど、学生たちが地域に学びながら活動するプロジェクトは、年間八十件にも及ぶ。
絆の灯火文化賞
【石塔町ペットポトルイルミネーション(中野雅夫代表)・東近江市石塔町・明るい町づくり=東近江市】
十五年に「地域の子どもは地域で見守ろう」と結成された阿育(あしょか)の子育成会の活動の一環として、「もったいないを地域で活かしたい」とペットボトルを利用して始めたイルミネーションは、十二年目を迎える。他府県からも多くの人が訪れ、冬の風物詩となっている。













