ヨウ素剤備蓄と移動型モニタリング設置へ
◇全県
福井県の大飯、美浜原発の事故に備えて、県はこのほど、甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤二十九万錠を高島、長浜の小中学校、保育所、幼稚園、高齢・障がい者施設、病院、行政機関に備蓄することを明らかにした。
二十九万錠の内訳は、若狭エリアの原子力発電所から三十キロ圏内の住民向け十八万錠(二万九千人分)、旅行者など一時滞在者用が十一万錠(二万人分)―となっている。
また、放射性物質を測定する移動型(可搬型)のモニタリングポスト十二台を高島、長浜両市に配備する。県内にはすでに固定型のモニタリングポスト六基が設置され、測定を行っている。今回の移動型は、事故の発生地点や気象条件に対応して設置場所を決め、測定するもの。具体的には原発から四十三キロ圏内の県版UPZ(緊急防護措置区域)で、高島、長浜両市の小学校や市役所など二十三か所の中から測定地点を決定する。この測定データーは、国などの関係機関と情報を共有するシステムに送信される。







