夫の明郎さん県庁で会見
◇全県
昨年五月逝去した作家、畑裕子さんの遺作「女たちの義経物語」(サンライズ出版)が一周忌を前に出版され、夫の明郎さんが県庁で会見を開いた。
畑さんは昭和二十三年京都府大宮町(現・京丹後市)生まれ。京都府内の公立中学で国語教師を十一年間務めた後、京都市内から竜王町へ転居、小説の執筆に専念した。主な著書は「天上の鼓」(県文学芸術祭賞)、「面・変幻」(朝日新人文学賞)、「花々の系譜 浅井三姉妹物語」など。
新刊「女たちの義経物語」は、「畑裕子さんが亡くなり、新刊を読めなくなった」との声を愛読者から聞いた明郎さんが、数ある遺稿の中から完成度の高い本作を選んで一冊にまとめたもの。
内容は、源義経を縦糸に、母親である常盤御前、悲恋の相手である静御前を横糸にして、「英雄 義経」でなく「人間 義経」を、竜王・鏡宿に住まう同時代の傀儡女(くぐつめ、女芸人)の語りから浮き彫りにする。
明郎さんは「話し言葉で読みやすいので、ぜひ多くの人に手にとってもらいたい」と話している。
購入希望者は、氏名、電話番号、住所、注文冊数、合計価格(消費税・送料は無料)を明記し、畑明郎さん(ファックス0748―58―2004、メールhata.akio@gaia.eonet.ne.jp)へファックスまたはメールで申し込む。
本の到着後、同封のゆうちょ銀行または滋賀銀行の指定口座に振込で送金する。







