白熱する議場紹介
◇全県
展示「県会解散の日―白熱する明治の議場―」が、県庁新館三階の県民情報室で開かれている。五月二十一日まで。
同展は、県庁移転など白熱した議論を紹介することで、県議会への関心をもってもらおうと企画されたもの。
大津から彦根への県庁移転の議論は、新庁舎完成後から間もない明治二十四年と、改築を契機にした昭和十一年の二度あった。
最初の議論は、「大津は県の南にあるため北部の人民は不便を感じ、県庁と往復する際、常に不満の情を抱いている。鉄道が合流する草津や米原の中間に位置する彦根は交通網が発達して便利」として、神埼郡選出の県議から「県庁を彦根町に移転させる建議」が提出され、県会は混乱。収拾がつかなくなったため、品川弥二郎内相の権限で県会は解散、県議選が行われ、同問題は立ち消えとなった。
再び昭和十一年、県庁舎老朽化に伴って、彦根の商工業者中心の期成同盟設立や、町長から内相へ移転の陳情書提出があったが、現在の地での県庁改築案が県会で一部修正のもと可決された。
問い合わせは県政史料室(TEL077―528―3126)へ。







