東近江市長 小椋 正清
4月25日、26日の二日間、東近江市において全国菜の花サミットが開催されました。今回は第15回を数える節目のサミット開催となり、東近江市制10周年の記念事業として市もサポートをさせていただいたものです。
平成10年当時の愛東町で始まった菜の花プロジェクトは、今では各地に広がり、今回のサミットにも全国21都道府県65の地域からおよそ500名が参加され、さらなる広がりを続けています。
食とエネルギーの自立をテーマに多様な地域資源を生かし、地域の自立や経済力を強めていこうとする取組は、ぜひ市民の皆様とともに応援していきたいと思います。
私自身が菜の花プロジェクトの活動を身近に感じたのは、初めて訪ねた一昨年のコトナリエで、25万球ものイルミネーションが廃食用油を使用したBDFで発電した電気で賄っていることを知ったときです。ライティングに使用しているエネルギーが再生エネルギーであることをさらにPRできればと考えています。
一方で、これまでのサミットの中でも投げかけられていた課題の一つに「菜の花プロジェクトが本当に地域を元気にしたのか」という点があります。このことは、地域循環型のエネルギー資源の利用や経済活動が、単なる理念としての活動ではなく、真に地産地消のモデルとして機能を有するものかどうかという観点から、言い換えればしっかりした収入源となりうるかどうかという現実の生活感を内在させる活動として地域に受け入れられることの必要性と、その実現可能性が鍵を握っているのではないかと思います。
初夏を迎え、菜の花の季節は移り変わろうとしています。この夏のコトナリエの美しく輝く光が待ち遠しく思われます。






