県道路財源への圧迫、渋滞を懸念 三日月知事、24日に方向性表明
◇全県
県が有料を継続するかどうか検討している琵琶湖大橋について、県市長会会長の冨士谷英正近江八幡市長と副会長の藤井勇治長浜市長はこのほど、県庁に三日月大造知事を訪れ、通行料金徴収の継続を求める意見書を提出した。
意見書を受け取った三日月知事は「将来に禍根を残さないように検討していきたい」とし、今月二十四日の県議会冒頭で方向性を示す意向を改めて示した。
また、「(建設から)五十年で周辺環境が大きく変化し、開発状況も変化した。昨今では近隣のショッピングセンターに多くの人が来て、渋滞も慢性化している。今年度は国道161号バイパスの四車線化が国で決定し、(琵琶湖大橋と)どう結ぶかも課題になっている。同時に県の財政もひっ迫している」と、現状認識を語った。
面談後、冨士谷会長は「無料化は高度経済成長の時代なら別だが、(現在は)受益者に一定の負担をもらうべき。県財政がひっ迫しているので、無料化すれば(琵琶湖大橋の)年間三億五千万円の維持管理をどこからねん出するのか。さらに一般道路にはまだ改修するところが多い。全体を考えると、少しは(利用者に)負担をお願いしたい」と、交通量の増加による渋滞に加え、維持管理費が県の道路財源を圧迫する懸念を報道陣に語った。
なお、県の研究会は、料金徴収のあり方について、有料と無料の「両論併記」をまとめて終了している。





