滋賀県議会議員 加藤 誠一
「火点は前方の標的、水利はポンプ車右側後方の・・・・」。早朝から、キビキビとした消防団員の大きな声が響きます。
8月2日に県消防学校で実施されます、第五十回滋賀県消防操法訓練大会に向け各地域の消防分団単位に、早朝や夜間の練習で技術を高めていただいておりますが、日々の防火、防災等の活動を通して、安全で安心できる地域づくりにご尽力いただいています消防団員の皆さんに、あらためて感謝を申し上げます。
大会は、災害時の対応に必要な資機材の取扱方法など災害活動の基本訓練で、規律、強靱な精神、意識の高揚を図ることをめざして行われています。私も昭和60年代に消防団に入りポンプ操法にも出場しましたが、当時32歳でも年齢的に高かったと記憶していますが、平成25年の消防団員の平均年齢は39・7歳とのことです。
消防組織も高齢化が現れていますが、重要なことは、こうした社会の変化において、どのように地域の防災力を維持していくかではないかと思います。
私の自治会でも、毎年、防災訓練が行われますが、昼間と夜の人口構成も違いますので、2年前に発足した防災組織は、役員が災害時に不在の場合の代役の方も指名する仕組みになっています。
そして昼間は女性の方の割合が多くなりますし、最近火災の発生が多いので、今年は消防署、消防団の方を講師に初期消火の訓練を中心に行うことになりました。
少子化で消防団員も減少傾向ですが、消防団員は、火災の鎮圧はもとより地震、風水害など大規模災害時の救助・救出・避難誘導、また日頃は訓練や啓発・広報活動・防火指導など重要な地域防災を担っていただいており、消防庁では学生や女性の方の消防団加入を呼びかけています。
今、梅雨の真最中で大気の影響による激しい雨に襲われるたびに地域防災を考えさせられます。自治会ですること、学区ですること、市や県が行政としてしなければならないこと、それぞれの役割をふまえ、地域全体で防災力の維持向上に努めていきたいものです。
ともあれ、消防団ポンプ操法大会に出場の選手のみなさんのご健闘を祈っております。






