県政NOW 地方の創生と高校生
夏の甲子園は8月6日に開幕されます。また、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)も、今年は近畿総体として7月28日から8月20日まで行われています。そして、全国高等学校総合文化祭が、今年は滋賀県で開催され、去る7月28日に、秋篠宮殿下と佳子さまをお迎えし、びわ湖ホールで開会式が行われました。39回を数える文化祭は、全国の高校生による美術作品の展示や郷土芸能、音楽の舞台発表、さらには書道や将棋といった幅広い分野の、国内最大規模の高等学校の文化の祭典で、私も参加させていただきましたが、期間中は全国の高校生約2万人が滋賀に集いました。さらに、県内の農業関係の高校生がプロジェクトを競う農業クラブの66回大会も7月24日に長浜市で開催されました。
いずれの大会も高校生の若い力と真剣な眼差しが印象的です。こうした、青春の真っただ中の高校生こそが、将来の地域を、滋賀を、日本を背負ってくれる若者であり、活力のカギを握る存在だと思います。国の「まち・ひと・しごと創生法」に基づいて、県や各市町では、人口減少時代の総合戦略の策定を進めています。滋賀県の戦略指標は、現在の約141万人の人口が、何も対策をとらなければ2040年には約130万人に減少すると見込み、これを137万人に食い止めようとするものです。そのための戦略が平成27年から31年の5年間の計画ですが、今の高校3年生の大半が大学を卒業するのが、ちょうど平成31年です。多くの研究機関が地方の課題としているのが、若者の流出で、これまで以上に若者が「滋賀に住みたい」「滋賀で働きたい」と思える地域を創る戦略が重要です。今年5月現在の滋賀県内の高校生は39,510人です。県の人口の約2・8%ですが、この高校生にも滋賀は素晴らしいと思ってもらえる対策を、県議会の地方創生特別委員会で議論していきたいと思います。ともあれ、滋賀県内の高校生のみなさん、勉学とともにスポーツに、文化に、クラブにと高校生活を謳歌してください。そして、ふるさと滋賀に愛着と誇りをもっていただくことをお願いします。






