慰霊と平和祈念リレー行進
◇全県
今年も間もなく終戦記念日「八月十五日」を迎える。とくに戦後七十年を迎える今年は、集団的自衛権行使を含む安全保障関連法案が議論され、安倍晋三首相が今夏発表する談話も注目が集まる。一方、国外に目を向けると、過激派組織「イスラム国」の勢力拡大など地域紛争が絶えない。
8月6日、県庁~護国神社
このような中、一般社団法人滋賀県遺族会(岸田孝一会長)は来月六日、我が国の平和の礎(いしずえ)となった戦没者をあらためて追悼するとともに、「再び戦争を起こさない」「戦争遺族を作らない」との願いを訴える「第三十四回慰霊と平和祈念リレー行進」を県内で実施する。
当日は、午前九時半に県庁前で三日月大造知事に対し、「今平和に生きる我々の大きな使命は、『もう二度と戦争遺族を出さない』、『世界の恒久平和の実現』を果たすこと、そしてそのことを我々の後世に引きついでいくこと」と決意を述べ、各種の行事への支援、参加などを訴える要望書を提出し、激励を受ける。
続いて、参加者約百八十人は、県庁前からJR大津駅近くまで行進した後、バスに分乗して近江八幡市役所(午前十一時半)、東近江市役所(午後一時)、愛荘町役場(午後二時)を訪れ、恒久平和を願う要望書を手渡す手交式を行い、午後三時四十分に護国神社(彦根市)に到着する。
なお、護国神社では十三日から十五日までの三日間、みたままつりが開かれ、期間中は海外遺骨収集写真展、戦跡巡拝記録映画上映、模擬店が催されるほか、十三日は奉告祭、十五日は終戦記念日式典と県下戦没者慰霊祭が行われる。
全国戦没者追悼式
県代表80人参列
八月十五日、東京の日本武道館において、天皇・皇后両陛下ご臨席のもと、全国から遺族代表を招いて、政府主催の戦没者追悼式が行われる。
滋賀県からは、遺族代表約八十人が参列する。県代表の献花者は吉原茂さん(77)=甲賀市=、最高齢者は中川修冶さん(91)=草津市=。





