県政NOW みんなで創る「自転車社会」
車等の運転免許を持たない、児童・生徒にとっては、一番身近な移動手段として、また、大人にとっても、気軽に利用できる移動手段として、他方、最近では乗ること自体が目的の一つである「スポーツ」「趣味」として、「自転車」は、私達の暮らしにとって、欠かせない「乗り物」であると言えます。
去る、6月1日から、改正道路交通法が施行され、自転車利用における安全対策の強化が図られました。車道の左側通行遵守の徹底、傘さし運転や、携帯・スマホを使用しながらの運転(いわゆる『ながら運転』)などの安全運転義務違反に対しての厳罰化など、これまで、死亡事故等の原因として、問題が指摘されてきた自転車利用に関して、規制が強化されることとなりました。
このことを受け、私も所属する滋賀県議会文教・警察常任委員会では、県民の皆様が安心して暮らすことのできる地域社会の実現を目指し、「滋賀県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例(案)」を委員会提案で制定すべく、現在、議論を進めているところであります。交通安全教育全般の推進と共に、高齢化社会の進展をふまえ、高齢者の皆様の自転車利用における、安全対策を重点的に盛り込むと共に、関連するインフラ整備等の促進も盛り込む予定です。
一方、先に述べた様に、近年では「ビワイチ」の名称のもと、琵琶湖一周のサイクリングがブームとなりつつありますが、観光振興の観点からも「自転車利用」の在り方を考える必要があります。「しまなみ海道」のサイクリングがブームとなっている広島県・愛媛県の取り組み等も参考にし、これからの「地方創生」の一助になる条例にしていきたいと考えております。併せて、滋賀県は環境先進県でもありますので、環境負荷の低い「乗り物」として、「エコ交通」振興の視点からも、条例を纏めていく予定です。
今後は、関係団体の皆様からご意見を伺う「参考人招致」を実施し、その後、条例案に対し、県民政策コメント(パブリックコメント)の制度により、広く県民の皆様からもご意見を伺う予定です。
より良き地域社会の実現に向けて、皆様、共に考えましょう。






