ローカルボイス 挑戦、再び。
過去最長の九五日間の会期延長、開会期間は二四五日間という歴代二位の長きにわたった通常国会が閉会しました。最終盤は安全保障関連法案について三日間の徹夜国会。衆議院と参議院の特別委員会では、総理や防衛大臣が答弁できず、二二〇回あまり審議が中断。答弁の修正も相次ぎました。本来であれば、これだけ不十分な法案で、かつ多くの国民が「もっと議論をするべきである」としていたわけですから、採決に踏み切らず、次の国会でも議論を続けていくべきであったと思います。実際、PKO法を議論した際には、三回の国会をまたぎました。今回、関係する法律は十一本。日本の安全保障が重要であるということは共通認識であるわけですから、もっと議論を深めるべきであったと考えます。しかし御存知のように、最後は与党の数の力で押し切られたかたちとなりました。力及ばず。戦後七〇年という節目の年に、こうした法律が成立してしまったことを、先人の尊いご尽力により平和を享受してきた世代としてふがいなく、悔しい気持ちでいっぱいです。
改めて思ったこと。それは、選挙で勝たねばならないということです。今回のように民主主義の最後の決定方法は、多数決です。どんなに「おかしい」と声をあげても、法律に不備があっても、多数決で負けてしまえば止めることはできません。だからこそ、子どもを持つお母さんやお父さん、戦争を経験した先輩方、これからの時代を背負う若い方々の声をもう一度国会に届けていくために、そうした方々の声を代弁する政治家が多数を占めなくてはならないのだと、今さらながら実感しています。
そうした中、来年の参議院議員選挙の候補者として、先月、民主党の公認決定がなされました。三期目を目指します。これまでの二期、本当に多くの皆様にお支えいただきながら、活動をしてきました。子ども・子育て新制度づくりによりすべての子どもに質の良い居場所をつくること、戸籍のない無戸籍の方々への救済を進めるための取り組み、地域の中小企業を支援するための法律改正、滋賀のポテンシャルを最大限活かすための新事業の提案、文化財の修復への支援、琵琶湖保全再生法の成立――等。
多くの仕事をさせていただきました。しかし、まだ道半ばです。貧困問題や下流老人問題、フリースクールなど多様な教育機会の確保、若い農業者が希望をもって取り組むことの出来る農業政策の推進、滋賀におけるベンチャー企業の育成…。やりたいこと、やらねばならないことが山積しています。
そして、健全な民主主義を取り戻すこと。民主主義は、時間もコストもかかります。しかしだからこそ尊いのです。もっと国民の声に真摯に耳を傾ける政治にしていかねばなりません。そのためには、与党に対抗する政治勢力が必要です。その一翼を担い、謙虚で真摯な民主主義を実現していくために…。挑戦、再び。しっかり頑張ります。






