県政NOW 「観光政策について」
人口減少社会への突入や高齢化の加速で社会情勢が大きく変化する中、観光を取り巻く環境も旅行形態の変化や、観光スタイルの多様化、外国人来訪者の増加等、大きく様変わりしています。本県は日本最大の湖である「琵琶湖」を中心にして、その周辺に広がる田園や里山、これを包むように圏域を大きく取り囲む山々などが織りなす豊かな自然が、四季折々に繰り広げる美しい風景があります。また、悠々の歴史に育まれた「近江」の文化や、これらを背景として醸成された地域の生活文化がうまく調和することによって、創り上げられた「滋賀ならでは」の魅力があります。
これらの魅力を観光復興につなげようとするのが、私が今年六月議会で質問致しました「日本遺産」でございます。今年四月に文化庁が全国十八件を初認定したもので、地域の歴史的魅力や特色を通じて、我が国の文化・伝統を誇るストーリーとして、不可欠な魅力である有形・無形の種々の文化財を、総合的に活用する取り組みであります。これらを有効に活用することが大切であります。近江八幡市も琵琶湖の内湖で培われた和の情緒豊かな景観で、重要文化的景観第一号、ラムサール条約による保護湿地の水郷、琵琶湖最大の島であり、漁業で生業をしている沖島や、長命寺、張り出された竿の上から水に飛び込む荒行の伊崎寺が指定されております中で、水郷と関連する八幡堀を中心に、年間三〇〇万人ものリピーターを含む観光客が来られております。私は、その様な状況の中で、近江八幡市の開祖である豊臣秀次公の銅像をもっと前面に出すことにより更なる前進を期待出来るし、非常に厳しいとは思いますが、究極は安土城の復元に希望を持っておるところでございます。
八幡だけでなく、滋賀の目玉になる可能性が大と思います。可能性は少ないかもしれませんが、あらゆる角度から皆で一体となって頑張る価値があるのではないか。私も、あきらめず根気よく継続して実現に向けて取り組む所存でございます。






