県政NOW 「新生美術館による美の滋賀づくり」
平成25年12月に新生美術館基本計画が策定され、滋賀県立近代美術館がこれまで収蔵してきた近代美術、小倉遊亀など郷土とゆかりのある美術作品や現代美術に加えて、仏教美術等の文化財をはじめとした「神と仏の美」、そして近江八幡市内にあるボーダレス・アートミュージアムNO―MAでも紹介されているアール・ブリュット(生の芸術)についても事業展開の柱と位置づけ、現在再整備が進められています。
そして、第1回「みんなで創る美術館フォーラム」が9月5日に長浜市で開催され、新しく整備される美術館の構想について県民の皆さんとの意見交換も実施されました。
三日月知事は県議会9月定例会議のチームしが県議団の代表質問に対し「新生美術館の特徴的なものとして琵琶湖文化館から受け継ぐ仏教美術等の文化財や近代美術館の収蔵品である近代・現代美術、そしてアール・ブリュットがあり、これらはいずれも滋賀ならではの県民性や風土の結晶として新生美術館の柱となるものである。」と答弁されました。
平成31年頃に予定されている開館まで限られた期間の中ですが、国宝や重要文化財などの公開が文化財の保存上適切な施設で促進されることを目的とした「公開承認施設」制度の認定に向けた文化庁との協議をはじめ、県民の皆さん、そして関係機関等との協議を密接に行い、新生美術館の実施設計にそのことがしっかり反映されるようにしなければなりません。特に、貴重な文化財を滋賀県のために寄託していただく寺院などの関係の皆さんのために不安なくお預かりし、管理できる美術館でなければなりません。
もちろん、新しく整備する以上、年間30万人以上の来場者をめざすという目標もありますし、建築デザインに新しいものを取り入れることも必要かと思います。滋賀の持つ魅力を発揮し、引き継がれてきた文化財など守るべきものはしっかり守りながら、同時に新しい分野へのチャレンジによって魅力的な美術館を作り上げ、県民の皆さんをはじめ訪れていただく方々、世界の方々に対して「美の滋賀」の発信拠点となるように今後もしっかり検証しながら提案もしていきたいと思います。






