県政NOW 県外行政調査を終えて
さる10日から12日までの3日間、山口・福岡・熊本へと文教・警察常任委員会の県外行政調査に行ってきました。この調査は各委員会で、滋賀県政の施策に参考になる先進自治体を訪問し、成功事例や課題などについて調査を行うものです。
今回、山口県では学力向上と地域教育力日本一に対する取り組みについて、福岡市では委員会で議論している「自転車条例」に関して、福岡市が制定された条例の内容や制定後の状況と成果について、また県立城南高校のキャリア教育について調査を行いました。そして熊本県では、山鹿市にある教育センターで教育情報システムを活用した取り組みと教職員の資質・指導力向上に係る取り組みについて調査を行いました。
私が今回の調査でいちばん感銘を受けたのは、山口県の小中学校のコミュニティ・スクール(以下CS)に対する取り組みでした。CSとは国の教育振興基本計画で推進している学校運営の体制で、学校と地域の連携・協働により子どもの育成を行うものです。
山口県では過去に学力の低下や問題行動などで学校が荒れたことから、課題を解決するために学校だけではなく、地域の力を活かして学校運営をするため「やまぐちCS」というプログラムを打ち出し「地域教育力日本一」を目標にして、「学校支援・学校運営・地域貢献」の3本柱で、学校を中心とした地域づくりを地域社会総がかりで推進されています。
意思決定機関の学校運営協議会を中心に、各行事を整理する企画推進委員会、そして計画・実行するプロジェクト部会の仕組はとても参考になりました。また地域とのかかわりを学校の運営のためだけにではなく、学校が地域への貢献を目指すことで子どもの成長を促す仕組みは本県でも取り組むべきだと感じました。研修の成果を今後の県政で実現するために、しっかりと活動していきたいと考えています。






