県政NOW 氏郷公で地域活性化を
今年も、我が日野町では夏の氏郷まつり「夏の陣」や、蒲生氏郷公顕彰会を軸とした秋の氏郷まつり「楽市楽座」で盛り上がりました。
蒲生氏郷公顕彰会は、日野の領主として地域開発に努め、当町の基盤確立の原動力となった蒲生家累代の治績探求と、日野商人の他郷進出の端緒を作り、日本歴史の上に大きな足跡を残した氏郷公の功績の顕彰を行い、蒲生家ゆかりの土地の歴史を探り、その人々との文化交流を進め郷土意識の高揚と地域文化の振興を図るために、平成3年に設立しました。日野町の他にも三重県松阪市、福島県会津若松市にも、それぞれ蒲生氏郷公顕彰会はあり、日野・松阪・会津の顕彰会が毎年会津に集合し、交流会を開催しています。そのなかで氏郷公の顕彰をはじめ、さまざまな情報交換や活動報告などを行っています。
先月、2013年放送大河ドラマ「八重の桜」でも知られる、氏郷公が築城した鶴ヶ城天守閣再建50周年記念会津まつりのイベントに参加してきたところでもあります。
日野町では、日本の歴史上大きな功績を残した「蒲生氏郷公を大河ドラマに」と以前から熱望されています。氏郷公は日野から松坂、会津若松と領主として築城という偉業をなし終えましたが、わずか40歳の若さで亡くなっておりドラマ化が難しいと言われております。しかしながら今年の大河ドラマ「花燃ゆ」のように吉田松蔭は若くして志半ば命を絶たれてしまいます。その妹文、後の久坂美和が苦難を乗り越えて行くように、氏郷の妻冬姫は織田信長と正室濃姫の娘でありますし、後継ぎの秀行は徳川家康の子、振姫と一緒になり、当時では華々しい一族の家系であります。残念ながらその子、忠郷、忠知ともに若くして亡くなりますがその行く末を見届け81歳で亡くなっています。著書、葉室麟『冬姫』では「まさに織田信長の娘として戦国の世を彩って生きた、紅い流星のような生涯だった。」と書かれております。
このことからも蒲生氏郷とその後の冬姫の生涯をドラマ化しては!と思っているのは私だけではなく、たくさんおられるのではないでしょうか?
このような地域の活性化は現在の重要な政策課題となっていますが、その手法については企業立地や公共事業に加えて、ツーリズムや文化・芸術分野についても関心が集まっています。文化・芸術には、多くの表現形態があり、経済的にも重要な意味を持っています。これまで有名な映画やテレビ番組の撮影場所は、現代では旅行の主要な目的地となっています。国内においても、尾道や富良野といった映画やテレビ番組の舞台となった地域は多くの観光客を集めており、また観光地化を視野に入れた自治体のロケ地誘致や、映画の撮影地を名所として残すといった動きも見られています。
また、日野城趾跡や鎌掛小学校にみられるようなドラマやアニメの舞台となった地を目的とした「聖地巡礼」という観光様式も注目されています。アニメ産業は我が国のオリジナル性が高く、海外での知名度も高い知識集約産業でありますが、従来のフィルムツーリズムとは異なった方向性も見られています。
地域がロケ地になることで、文化水準の向上にも寄与し、さらにロケそのものの消費効果も無視できません。このように地域に経済効果をもたらすことからも、「蒲生氏郷公を大河ドラマに!」へ日野町挙げて、ロケ地の整備に取り組み町民一致団結でがんばりましょう!






