「投げるふりしてバイバイ作戦」
◇竜王
竜王町立竜王小学校の四年三組(児童二十七人)が、「フラッグフットボール作戦コンクール・中学年の部」で全国優勝し、その栄誉を称える表彰式が十六日、同校で行われた。
フラッグフットボールは、アメリカンフットボールをもとに考案された新しいスポーツ。子どもたちがチームで話し合って「作戦カード」を作り、五人対五人の二チームで、十分ハーフの試合を行う。タックルのかわりに腰の左右に付けたタオル型のフラッグを取り合い、ボールを相手ゴールまで運ぶと得点となる。
コンクールは、公益財団法人日本フラッグフットボール協会が「作戦スーパーボール」と名付けて開催。今年で六回目になる。
子どもたちが授業の中で考えた作戦の内容や効果、ユニークなアイデアや名称なども審査対象になり、その出来栄えを競い合う。
作戦をもとに実際のプレーのようすを動画に記録し、コンクールを主催する協会に作戦用紙とともに郵送して審査を受ける。今回のコンクールには全国から高学年の部も含め一〇、七二一件の応募があった。
見事全国優勝を果たした四年三組の作戦は「投げるふりしてバイバイ作戦!」。相手チームに見られないようボールをパスし、誰がボールを持っているのか分からない状況をつくって、相手を混乱させ、その間に相手ゴールにタッチダウンするというもので、合わせて約九時間かけてクラス全員で考えた。
表彰式では、優勝カップや記念品を受け取り、児童たちからは大きな歓声があがった。代表で優勝カップを受け取った古株拳之輔くんは「うれしくて今日は眠れません。みんなで作戦を考えて楽しかった、夢のような優勝です」と満足感に浸っていた。







