県政NOW 「琵琶湖の保全及び再生に関する法律について」
琵琶湖は約四〇〇万年の歴史を持つ、世界有数の古代湖であり、六〇種を超える固有種を含む豊かな生態系を有しています。又、近畿圏約一四五〇万人の生活・産業を支えると共に、洪水調整等の治水上においても、重要な役割を担っています。琵琶湖の保全及び再生に関する法律は、琵琶湖を「国民的資産」と位置付けられており、本県にとって、永年の悲願でした。
今後、法に基づく具体的な施策の実施や、調査研究が期待される訳であります。今日まで、県ではマザーレイク二一計画の中で、二〇五〇年頃の琵琶湖のあるべき姿を、「活力ある営みの中で琵琶湖と人が共生する姿」とし、数多くの取り組みを実施されて来ましたが、琵琶湖の現状は、かつての姿を取り戻すことなく、大量に繁茂する水草や、オオバナミズキンバイの生育、在来魚介類の減少など、依然として多くの問題を抱えており、あるべき姿までの道のりは、依然として険しいと言わざるを得ません。
この為、琵琶湖における喫緊の課題の対応が求められる中で、国の基本方針を勘案し、県は健全で恵み豊かな湖として、琵琶湖保全再生計画を策定することは大変重要であると思われております。県の琵琶湖保全再生課は出来ました。
しかし、県だけの取り組みでは困難であることは言うまでもなく、国の支援をいかに引き出すかが大変重要であると思います。主として、九条~二十三条の十六項目の施策が記載されていますが、一例を挙げますと、十二条のヨシ群落や内湖の再生、十三条の水生植物や外来魚の駆除、十六条の水産資源の回復、十九条の湖上交通の活性化等であります。琵琶湖を健全で恵み豊かな湖として、保全・再生し、未来の次世代に引き継いで行くことは、琵琶湖を預かる我々に課せられた責務であると思って頑張って参りたいと思います。






