18団体と町民ら約400人参加
◇日野
日野町の「平成二十八年度総合防災訓練」が四日、町立西大路小学校グラウンドで行われ、町建設工業会、県LPガス協会八日市支部、彦根地方気象台など、十八団体と西大路地区住民ら合わせて約四百人が参加した。
訓練は午前七時、鈴鹿西縁断層帯を震源とする震度7の大地震が発生。家屋倒壊や負傷者が出ており、電気、水道、電話等のライフライン施設や道路破損等の被害が多発するとともに交通機関はまひ、地盤が緩んで土砂災害が発生し河川がせき止められているなど、町内各所で甚大な被害が発生しているという想定で進められた。
町は災害対策本部を設置し、被害の情報収集にあたり、参加者は被害情報の伝達、負傷者の救出、炊き出し、給水活動など、関係機関と連携しながら訓練に取り組んだ。
体育館では西大路地区のグループ「ユースな西大路」が避難所での段ボールスペースや段ボールトイレを展示した。また西大路女性会は百円均一商品でそろえられる防災グッズを紹介するコーナーを設けた。
段ボールで仕切られたスペースに入って避難所の体験をした家族からは「段ボールで囲まれた狭い場所での生活は大変だが、非常時には仕方がない」、また段ボールトイレに腰かけた年配の女性からは「非常時にはこのトイレでもありがたい」などの感想が寄せられた。
ユースな西大路代表の島田佳己生さんは「大きな訓練に合わせ、このような体験をしてもらい、自分を守り、災害時に生きる知恵が身につけられるよう、自分たちのできる地域での防災、減災活動を続け、地域防災力の強化と万一の災害時に向けて準備の必要性を伝えていきたい」と話していた。





