琵琶湖新時代へ 琵琶湖を守るため、水源の山から!
春本番!
桜の開花、各地のお祭りなどで湖国が彩られるのを楽しみに、「さあ、がんばろう!」と気持ちを新たにしています。
今年に入り、「琵琶湖新時代をつくろう!」と呼びかけています。
一昨年、琵琶湖を「国民的資産」と位置付けた法律が国会で成立しました。この法律に基づく琵琶湖の保全再生のための計画を、今月策定する予定です。
私たち滋賀県民が、国民の皆さん、そして未来から預かっている「マザーレイク」琵琶湖。百年先、いや千年先の琵琶湖を考えた「今」を過ごしていきたいと常に考えています。
その恵みを頂き、風景を楽しみながら、大切に守る。守るために活かす。この好循環をつくっていくことが大切です。
そのためには、まず「山」です。
私自身、長浜市の木之本町杉野、高島市の安曇川町中野や朽木、伊吹山山麓の米原市大久保などへの短期移住を通じて、山と、山の暮らしの課題と可能性を体感してまいりました。
琵琶湖を真ん中に、命と水のつながりを思い林業を営まれている方、獣害は大変だけれど、単に厄介者扱いするのではなく、人間と共生できる環境にしていきたいと願う住民の皆さん。
様々な声をお聴きする中で、水源の山の生態系を保全し、再生することが、琵琶湖の保全再生につながると確信しています。
山に人の心と力がもっと入るようにするため、山の仕事をつくり、森林資源を循環利用する。伐期を迎えた木々を「びわ湖材」としてもっと活用し、林業の成長産業化をさらに進めていきます。
昨年度のシカやイノシシなど野生獣による農作物被害額は、一億七千万円余りに上っています。頭数を管理しながら、広葉樹を植生するなど、動物たちの生育環境も考えた山や森へ再生していきます。
そして、私たちも山に親しみましょう。鈴鹿山脈や綿向山、比良比叡の山々を歩くことの楽しさや素晴らしさを、もっともっとPRしていきたいと思います。
水を飲むとき、その水源のことを思う「飲水思源」の実践をみんなで積み重ねていこうではありませんか。
(次回につづく)







