県政NOW 「びわ湖の日(7月1日)を県民の休日に!」
琵琶湖新時代に向けて「新しい豊かさ」を創造するため、一般会計で総額5343億円の平成29年度当初予算が2月定例会議において成立しました。この中で琵琶湖保全再生施策の関連事業としておよそ330億円余りの予算が計上されています。また、新年度予算を審議する中で三日月知事から7月1日の「びわ湖の日」を県民の休日にしようという提案がされました。
「びわ湖の日」は昭和56年「琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例」の施行一周年を記念して定められ、その後平成8年に「環境基本条例」の第8条に規定されたものです。これまで多くの県民の皆さんによって「びわ湖の日」を中心に琵琶湖の一斉清掃活動や豊かな琵琶湖を取り戻し、もっと関わろうという取り組みが続けられています。平成26年に行われた県政モニターアンケートでは「びわ湖の日」を知っている人の割合は74.1パーセント、びわ湖の日に県内一斉清掃が行われていることを知っている人は81.5パーセントとなっており、認知度は高いといえます。
現在、地方自治体で特定の日を休日と定めている事例は沖縄県の「慰霊の日(6月23日)」と広島市の「平和記念日(8月6日)」があります。
地方自治体で特定の日を休日と定めるには総務大臣との協議や条例規則の改正が必要ですし、住民生活や経済活動への影響、学校にかかる影響、企業や市町の理解や協力など留意すべき事項は多くあります。しかし、琵琶湖保全再生施策を積極的に推し進め、琵琶湖の価値を全国に発信すること、そして何より県民の皆さんに琵琶湖にもっと関わろうという意識を持っていただくためにも「びわ湖の日」を県民の休日とすることの意義は大きいと思います。おりしも今年は県民の皆さんの愛唱歌ともいえる「琵琶湖周航の歌誕生100年」という記念すべき年です。
県による今後の取り組みとしては県民の意識調査で「びわ湖の日」の認知度や県民の休日とすることへの意識などを調査し、また各団体と休日とすることの課題などについて意見交換をする予定です。
「びわ湖の日」を休日とすることの是非については県議会でも様々な意見がありますが、私は琵琶湖の水質汚濁や外来種による悪影響が指摘される中で県民の皆さんの琵琶湖保全への理解を深めるとともに積極的に保全再生の活動をしていただき、美しく豊かな琵琶湖を将来世代に引き継ぐためにも休日とすることに大きな意義があると思います。県民の皆さんと議論を重ね、実現に向けて努力して参ります。






