10月から交付を開始
【県】 県はこのほど、国土交通省が進める「地方版図柄入りナンバープレート」制度において、県らしさをPRできる図柄が決定したことを発表した。
自動車のナンバープレートの多角的な活用を図る観点から、特別なデザインを採用した取り組みは、これまで、国がラグビーワールドカップや東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の特別仕様などを行ってきた。昨年6月、国の方針が示されたことで、各地方でも特色を生かした独自のナンバープレート導入が可能になった。
県でも8月に導入意向を表明し、4つの図柄案を考案。10月10日から11月6日の間、インターネットや県庁の県民サロン、運転免許センターでアンケートを実施し、もっとも人気のあった図柄を選定して、国に提出した。
選ばれた図柄は、豊かな水をたたえた湖上に島が浮かぶイメージ。細部には水鳥や魚のシルエットも描いている。アンケートに応じた1887人のうち819人(43・4%)が4案中〈もっとも良いと思う図柄〉に選んだ。また、アンケート内に「デザインが採択されたら取り付けたいか」との問を設けたところ、回答者のうち65%が〈ぜひ取り付けたい〉〈取り付けたい〉を選択した。
同ナンバープレートには青色単色版とフルカラー版の2パターンあり、図柄は文字や数字の背景として配置される。今年10月頃に交付が始まる予定で、通常の付け替え手数料のみだと単色となるが、今後設置する県内の交通改善や観光振興に取り組む協議会へ寄付金(1000円~)を収めることでフルカラー版も選択できるようになる。
同制度の取り組みを進めてきた県総合政策部は「郷土への愛着を深め、県をPRするツールとして広まれば」と期待している。
今回、全国41地域での図柄が認められた。導入する地域はそれぞれの名所や特産品、地域性を前面に出したデザインで、飛行機が飛んでいる様子をデザインした「成田ナンバー」(千葉県)やサクランボが描かれた「山形ナンバー」(山形県)、広島東洋カープとコラボレーションした「福山ナンバー」(広島県)などユニークな意匠が注目を集めている。滋賀を管轄する近畿運輸局管内では他に京都、奈良が導入を予定している。







