県政NOW 届け、がん患者の声
今月1日、京都大学の本庶佑(ほんじょ・たすく)特別教授に、2018年のノーベル医学・生理学賞が授与されると発表され、日本中が大いに沸きました。免疫チェックポイント阻害薬である「オプジーボ」の開発につながる基礎研究が評価されたのでありました。新薬の効果により、肺がんや胃がん等の治療に劇的な改善がみられる一方、効果が及ぶのは対象者のうち3割程度と、今後の進展に向け、課題と期待が残るところでもあります。
さて、こうした中、超党派の県議会議員で構成する「滋賀県がん対策推進議員連盟」は、9月定例会中の今月10日に、「滋賀県がん患者団体連絡協議会」の皆様と意見交換会を実施させて頂き、私も議連事務局長として、運営・進行に当たらせて頂きました。
当日は、がんに罹患されるに至った背景や、その種別、年齢も様々な男女計13名の皆様に参加頂き、ご自身の体験を基に、県のがん対策推進に向けての要望や提案を頂きました。
100万人に1人という割合で発症する「希少がん」の体験者や、全身転移で車椅子生活ながらも、仕事を続け社会参加されている方等から、その苦労と共に、いかに病気と向き合い、前向きに生きていくかというその姿勢についてもお話しを聴きながら学ばせて頂いたところです。
そうした体験等をもとに、患者会の役員様からは、具体的な県への施策要望・提案として、「滋賀県がん患者白書」の作成および県、病院、患者が一体となった「がん患者体験調査」の実施や、がんと言われた時から必要な情報をすべてのがん患者に提供できる「情報の一元化」、また、がんになってもいきいきと働き、安心して暮らせる社会を実現できる滋賀の企業を育てるための「表彰制度」の制定等も示して頂きました。
会に臨席した滋賀県健康医療福祉部職員とも協議のうえ、患者会の皆様の提案が具現化出来るよう、議員連盟としても尽力して参ります。






